10月23日。
この日、ゲンキダーJはとある危険なものを持ってぐんまこどもの国に登場しました。
それは日像鏡(ひがたのかがみ)。
映された者は人形に、人形は実体に姿を変えてしまうという恐ろしい鏡。
この鏡を八王子で発見したゲンキダーJは、悪事に利用されることを恐れ、
赤城山の大天狗様に封印してもらうつもりでした。
しかしそれをいち早く察知した蛇の目の者。先回りしてその鏡を奪ってしまうのでした。
その頃、ぐんまこどもの国では、一つの人形が置き去りにされ風雨にさらされていました。
伝説巨人ライン。20年も前にこの地で活躍したインディーズヒーロー、その人形でした。
何十年も置き去りにされたその人形は、人間への恨みから九十九神になりかけていて、
それに狙いを定めた蛇の目の者。
そんな強大なパワーを持つ人形が実体化したからさあ大変。
さらに鏡すらその身体に取り込んでしまい、パワーはますます強大化。
しかしこの地には、あのヒーロー・ヒロインたちがいるのです。
風天狗リューマイン、そして織姫ヒメルと織姫カオル。
織姫の二人をサポートするサポートロイドBK、そして三日月ロウジ。
彼らの力を借りて、対抗。
そしてなんと本家の伝説巨人ラインまで出てきて、パワー集結!
恨みの力を浄化することに成功し、鏡もラインの九十九神と一緒に消滅。
こうして、蛇の目の野望を阻止し、ぐんまこどもの国に再び平和が訪れたのでした。
もちろん、蛇の目の者と対決したゲンキダーJは、
殺生禁断のポリシーを貫き、とどめを刺さずに見逃したのでした。
蛇の目の者として暗躍するカレル、彼女の魂に正しき心が残っていることを祈ります。