10月30日。
地元八王子で行われた地域イベント「わくわく音楽祭2010」で、
サプライズゲストとして出動してきました。
わくわく音楽祭は、その地域に住む人々の手によって作られた
手作り感の溢れるアットホームな今年で9回目の音楽祭。
まずは太鼓の演奏で華々しくオープニングが飾られました。
そして総合司会から開催のあいさつが行われようとしたまさにその時!
不気味な音楽に合わせて、ウザルス帝国の登場!!
何も知らされていない観客たちは、さすがに度肝を抜かれたようです。
なにしろ9年目にして初めてのヒーローショー、それも抜き打ちですから。
そして現れるゲンキダーJ。
今回から現れる前の変身を含むフレーズを、よりゲンキダーJらしく変えました。
ゲンキダーJの変身システムである「転成合神」は、
誰かの何かを「護りたい」という気持ちと融合することで変身を完了します。
それを前面に押し出しました。
「転成合神」というこの言葉、いずれは子どもたちに広く浸透し、
見に来てくれた子どもたちと一緒に「転成合神!!」って叫んで、
ウザルス帝国が悪事を働く戦場へ飛び出していきたいなぁ!!
そしてゲンキダーJが「何故会場を荒らしまわるのか」と聞くけれど、
問答無用で襲いかかるウザルス帝国、バトル勃発。
優勢に進めるも、奥の手の超音波攻撃によって一転ピンチに。
膝をつくゲンキダーJ。
ここで会場からは、がんばれー!の声が自然に上がりました!!
来た!来た来た来た!!
会場が強い絆で一体になった瞬間。
この絆こそ、ゲンキダーJの強さの源です。
同時に護りたいと思う人間たちの強さの証なのです。
ゲンキダーパンチ、ゲンキダーキックから、
怒涛の必殺技「のぶすまキリモミ落とし」が決まる!
「ぐわー、やられた~…やられてない?」
そう、高尾の山は殺生禁断。高尾の天狗であるゲンキダーJですから。
手加減を加えたみねうちだったのです。
そして冷静になったところで、再び何故会場を襲ったかを尋ねます。
「一緒に楽しいことをしたかったから」
みんなに謝って、一緒に入れて下さいと頼みこむウザルス帝国。
会場からは温かい歓迎の拍手が自然と起こりました。
強さの2つの秘密、みんなの応援と「ぼくらの八王子」で鍛えていることを暴露し、
会場をパトロールしに去っていくゲンキダーJでした。
……と、思ったら、次のプログラムの保育園児による「ぼくらの八王子」で
舞い戻って飛び入り参加して一緒に踊ったのでした。
ゲンキダーJの方向性が少し確立したショーでした。
転成合神、ウザルス帝国の会場攻撃の理由、解決方法、ぼくらの八王子……。